相場操縦で利益3億円か、投資サークルOBを在宅起訴
金融商品取引法違反の相場操縦の罪で在宅起訴されたのは、早稲田大学にあった「マネーゲーム愛好会」のOBで、無職の有江正宏被告(35)と会社役員の布浦隆司被告(32)です。
特捜部によりますと、2人は去年、東証一部上場の神戸製鋼所など、4つの銘柄について大量の売り注文を出し値が下がったところで株を買い付け、さらに買い注文を繰り返し株価を不正につり上げ売り抜けていたということです。これらの取引で2人はおよそ500万円の利益を得たとみられていて、特捜部などの調べに起訴内容を認めているということです。 関係者によりますと、2人は2009年ごろから同様の手口で少なくとも3億円を超える利益を得ていたということです。(08日13:15)