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Channel: サンシャイン・サウンド 管理人:ふぃんち
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全米が熱狂した“究極の財宝”の発見劇 魔の海からついに姿を現した!

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全米が熱狂した“究極の財宝”の発見劇 魔の海からついに姿を現した!

東洋経済オンライン2015年1月2日(金)06:00




世界と人類の歴史に残る数多くの謎。その一つである財宝伝説。本当ならこの手で確かめてみたい。そんな思いから始まったのが、TBSテレビ『財宝伝説は本当だった 今夜ついに大発見SP』だ。

2014年正月の第1弾に続き、2015年1月3日(土)夜18時から3時間にわたって放送となる第2弾。本編公開を控え、今回発掘に挑んだ財宝伝説の裏側について、12月31日配信の前回記事(「魔の三角地帯」に沈む財宝伝説は本当だった)に続くリポートをお届けする。

今回の発掘プロジェクトで狙う「1715スペイン財宝船団」。今から300年前にハリケーンによってバミューダ海域に沈んだこの船の財宝はいくつか引き上げられているが、まだ海底には現在の価値に直して300億円近くのクイーンズジュエリーが眠ったままだといわれる。

スペイン王妃の秘宝

その目玉が、「アーク」と呼ばれる黄金の装飾品だ。アークとは「聖体容器、聖(せい)櫃(ひつ)、聖体箱」と呼ばれ、キリストの絵や分身、聖書の言葉を入れて飾られた装飾品の1つである。有名なインディ・ジョーンズの映画「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」もこのアークの事を指している。アークは棺のような大きな物から、小さなケースまで形や大きさはさまざまだ。

実は今から25年前、海底に眠る「黄金のアーク」は発見されている。四角いプレート状でサイズは15cm×5cmほど。全体にきめ細やかな装飾が施された一品だ。「日本人が持つお守りのようなものだ」と、米国の水中考古学者が説明してくれた。

その眩いばかりに光り輝く「黄金のアーク」(記事冒頭の写真)に付けられた価値は、何と約8000万円なのだが、このアークにはさらなる“伝説”がある。中央の扉を開けたときに見られる空洞。これは1715財宝船団が沈没したときに、失われてしまったままなのだ。もしも残りのパーツが発見され完全な姿が蘇った時、その価値は数億円にまで跳ね上がるという。この残りのパーツである「失われた黄金のアーク」こそが、今回番組が狙う究極のクイーンズジュエリーだ。

しかし、広大な海の底から一体どうやって宝の在処を探せというのか?番組はその手掛かりを得るため、全米屈指のトレジャーハンターたち20人とタッグを組んだ。リーダーのブレント・ブリスベン氏は、2013年、2度に渡って1715船団の財宝を引き上げている。黄金のネックレスや大量の黄金コインなど、これまでに発見した財宝の総額は5億円を超える。

ブリスベン氏に財宝発見の秘訣を聞いてみた。通常は、ダイバーが金属探知機を手に海底を探索する。だがこれでは、どれだけ時間があっても足りない。そこで今回番組は、最先端のテクノロジーを導入した。

それは「空飛ぶ金属探知機」。開発したのはNASA(米国航空宇宙局)や米軍とも仕事の実績がある研究組織だ。ヘリコプターから巨大な磁気反応機をぶら下げて飛び、海底にある金属反応を調べるというのだ。海底5mまで調べられるので、例え砂の中に宝が埋もれていてもお見通しだという。

最新技術を駆使して宝の地図を作成

この秘密兵器などを駆使した最先端テクノロジーは、ついに宝の地図を作り出した。とはいえ、ブリスベン氏が語る財宝発掘の可能性は「最後は運だね」。

そして取材班は魔のバミューダ海域に挑んだ。突然の嵐、流れの速い海流、照り続ける真夏の太陽。発掘作業は難航を極めたが、“究極の財宝”はあった。「失われた黄金のアーク」は海底から確かにその姿を現した。

300年ぶりに元の姿に蘇った「黄金のアーク」。この発見は、全米のニュースで報道された。その記者会見の場で、トレジャーハンターのブリスベン氏はこう語った。「日本のテレビ局TBSの協力に感謝する」。

テレビ史上最大級の財宝発掘プロジェクト、その一部始終は、1月3日(土)夜18時放送の3時間スペシャル本編で余すところなくお伝えする。

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