＜環水平アーク＞虹、横一直線に伸び 青森県各地で確認
毎日新聞 5月27日(水)19時17分配信
青森県内上空に姿を現した横一直線に伸びる虹＝成田敦さん撮影
青森県内上空で２７日午前、横一直線に伸びる虹が姿を現した。「環水平アーク」と呼ばれる現象で、青森市や五所川原市、鰺ケ沢町など広い地域で確認された。
青森地方気象台によると、太陽の高度が高くなる夏場にみられる現象で、太陽の光が薄雲の中にある氷の結晶に屈折して現れるという。この現象は年に数回見られるが、観測されない年もある。２７日は特に良好な条件が整っており、同気象台は「ここまではっきり観測されるのは年に１回あるかないか」と話している。【佐藤裕太】