<スイカタンク>盛岡ガスで復活 「ぎざぎざそっくり」
毎日新聞 12月2日(水)17時48分配信
スイカ柄に塗り替えられたガスタンク=滝沢市高屋敷平の盛岡ガス滝沢工場で2015年11月30日午後0時10分、藤井朋子撮影
岩手県滝沢市高屋敷平の盛岡ガス滝沢工場で、特産のスイカ柄のガスタンクが復活した。
工場内には以前、ガスタンクが2基あり、いずれも直径約21メートル、高さ約25メートルで非常用のガスが貯蔵されていた。伝統行事であるチャグチャグ馬コの様子と、市の特産になっているスイカがそれぞれ描かれていた。
スイカ柄のタンクは老朽化のため、9月に解体作業が始まった。「今後どうなるの?」といった電話やメールが市や盛岡ガスに相次ぐほど関心が高く、残った1基がスイカ柄に塗り替えられた。先月末に塗装のためにタンクを覆っていたシートが取り外された。
取り壊されたタンクは1973年に設置され、12年前にスイカ柄に。工場によると、作業員が近くの果樹園で購入したスイカがモデルになったという。
そのスイカを販売していたと思われる「澤村果樹園」の澤村早苗さん(58)は「滝沢のシンボルマークで、お客さんと完成を待ち焦がれていた。黒色部分のぎざぎざが、本物そっくり」とにこやかに話していた。【藤井朋子】
スイカ柄のタンクは老朽化のため、9月に解体作業が始まった。「今後どうなるの?」といった電話やメールが市や盛岡ガスに相次ぐほど関心が高く、残った1基がスイカ柄に塗り替えられた。先月末に塗装のためにタンクを覆っていたシートが取り外された。
取り壊されたタンクは1973年に設置され、12年前にスイカ柄に。工場によると、作業員が近くの果樹園で購入したスイカがモデルになったという。
そのスイカを販売していたと思われる「澤村果樹園」の澤村早苗さん(58)は「滝沢のシンボルマークで、お客さんと完成を待ち焦がれていた。黒色部分のぎざぎざが、本物そっくり」とにこやかに話していた。【藤井朋子】