海面から高さ40メートル!標識灯点検 北九州の若戸大橋、海保が公開
西日本新聞 12月11日(金)12時43分配信
海上約40メートルの若戸大橋の道路下で航路標識灯を点検する作業員
福岡県北九州市の若松海上保安部は10日、若松・戸畑両区を結ぶ若戸大橋の道路下に設置されている「航路標識灯」の点検作業を公開した。洞海湾の海面から高さ約40メートルの位置にあり、作業員は細心の注意を払いながら、清掃や配線の確認などをした。
“東洋一”といわれた北九州の「若戸大橋」
標識灯は船舶が航行できる航路の幅を示すもので、道路の「中央線」に当たる白色のほか、橋直下の航路幅約250メートルのそれぞれ端を示す緑色と赤色の計3基ある。船の往来が増える年末に向け同海保が年1回、点検している。
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眼下で船舶が行き交う中、作業員はタオルで標識灯を拭き上げ、光量の強さを確かめていた。同海保は「狭い洞海湾での事故を防ぐために欠かせない作業。気を引き締めたい」と話していた。
=2015/12/11付 西日本新聞朝刊=
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