「桃太郎」からラグビーボールのお年玉 岡山県内全12児童養護施設に届く
山陽新聞デジタル 1月2日(土)22時0分配信
「桃太郎」と名乗る人物から新天地育児院に届いたプレゼント
岡山県内の全12児童養護施設に1日、「桃太郎」と名乗る人物から贈り物が届いた。各施設によると、プレゼントは昨年の日本代表の活躍を思い起こさせるラグビーボールなど。子どもたちは心温まる“お年玉”に感謝している。
岡山市中区門田本町の新天地育児院では午前8時すぎ、玄関前に置かれた大きな袋を職員が見つけた。中にはラグビーボールやお菓子、童話のDVDのほか、1枚の色紙があり、“五郎丸ポーズ”の桃太郎のイラストとともに「今年は君たちもトラーイ!!」とのメッセージが添えられていた。
同院では3~18歳の31人が暮らし、一時的に帰省した子どもを除く半数が施設内で年末年始を過ごした。「子どもたちはクリスマスから年始にかけて家族を意識する時間が多く、贈り物は寂しさを和らげてくれます」と女性職員(39)。入所する中学2年男子(14)は「桃太郎さんに元気をもらった。いつか直接会ってお礼を言いたい」と話していた。
正月に合わせた各施設への「桃太郎」からのプレゼントは2011年から毎年続いているという。
「財布の中の小銭集めた」交番に毎年匿名の寄付同院では3~18歳の31人が暮らし、一時的に帰省した子どもを除く半数が施設内で年末年始を過ごした。「子どもたちはクリスマスから年始にかけて家族を意識する時間が多く、贈り物は寂しさを和らげてくれます」と女性職員(39)。入所する中学2年男子(14)は「桃太郎さんに元気をもらった。いつか直接会ってお礼を言いたい」と話していた。
正月に合わせた各施設への「桃太郎」からのプレゼントは2011年から毎年続いているという。
新潟県警佐渡西署(佐渡市)は1日、同署佐和田幹部交番(同市中原)に「交通遺児のために使って」などと書かれたメモとともに現金による寄付があったと発表した。
発表によると、同署員が1日午前0時35分頃、交番の出入り口付近に計1万3909円分の硬貨が入った袋を発見した。袋にはメモが添えられ、「1年間、財布の中の小銭を集めたものです。交通遺児のために使ってください」と書かれていた。同署は寄付金を、これまでと同様に県交通遺児基金に渡す予定。
2016年01月03日 15時12分 Copyright © The Yomiuri Shimbun