交通事故死者数15年ぶり増加、去年1年で4117人
警察庁によりますと、交通事故の死者数は2001年から14年連続で前の年より減少していましたが、去年1年間はおととしに比べ4人増えて4117人となり、15年ぶりに増加に転じたということです。
また、65歳以上の高齢者は54.6%を占め、統計開始以降(1967年)、過去最高となりました。 警察庁は「制度改正などで死者数の減少に努めてきたが、高齢者の人口増加、また致死率の高さが背景にある」としています。(04日10:43)
昨年の交通事故死、4117人…15年ぶり増加
読売新聞 1月4日(月)11時52分配信
(写真:読売新聞)
昨年の交通事故による死者が全国で4117人となり、前年を4人上回ったことが4日、警察庁のまとめでわかった。
死者数が増加したのは2000年以来、15年ぶり。65歳以上の高齢者が占める割合は統計がある1967年以降では最高。新年に入ってからも、高齢者が犠牲となる事故が相次ぎ、同庁は高齢者向けの交通安全教育や悪質運転の取り締まりを徹底する。
年間の死者数は、9073人だった2000年以降、一貫して減少。09年に5000人を下回り、14年は4113人まで減っていた。政府は年間目標を「3000人以下」としていたが、昨年は一転して増加した。
中でも高齢者の死者は前年より54人増えて2247人となり、死者総数の54・6%を占めた。警察庁は、高齢者の人口が増えたことが死者数増加の一因とみている。
年間の死者数は、9073人だった2000年以降、一貫して減少。09年に5000人を下回り、14年は4113人まで減っていた。政府は年間目標を「3000人以下」としていたが、昨年は一転して増加した。
中でも高齢者の死者は前年より54人増えて2247人となり、死者総数の54・6%を占めた。警察庁は、高齢者の人口が増えたことが死者数増加の一因とみている。